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4月から仕事がつらい…動悸・吐き気・眠れない症状は適応障害かもしれません|さいたま市の心療内科

[2026.05.29]

「4月から部署が変わって、毎朝起きるのがつらい」
「新しい上司と合わなくて、職場に着くとお腹が痛くなる」
「残業が増えてから、休日も仕事のことが頭から離れない」

4〜5月にかけて、このような理由で受診される方が急激に増えています。

「社会人なんだから我慢しなければ」「これくらいで弱音を吐いていいのか」——そう自分を叱りながら限界まで耐えていませんか?

この記事では、新年度の環境変化による心身の症状、その正体、そしていつ・どこに相談すればよいかについて、専門医の視点から解説します。

この記事は、こんな方におすすめです

  • 4月以降に仕事の環境が変わり、気力・体力が落ちた
  • 上司・同僚との関係がうまくいかず、職場に行くのが怖い
  • 残業増加やノルマのプレッシャーで、眠れない日が続いている
  • 「仕事に行きたくない」という気持ちが毎朝あり、身体症状も出てきた

4〜5月に「仕事に行きたくない」が急増する理由

日本では4月が多くの組織で新年度の始まりにあたり、人事異動・昇進・配属変更・職場環境の変化が一斉に起こります。

新しい環境への緊張と適応は、最初の数週間は「がんばろう」というエネルギーで乗り越えられます。しかし、身体と心は実は相当なストレスを蓄積しています。

そのエネルギーが尽きるのが、おおよそ4月末〜5月にかけてです。いわゆる「五月病」と重なりますが、単なる気のゆるみではなく、環境変化に伴う適応障害の初期症状である場合が少なくありません。

当院で多く聞かれる「きっかけ」の例

  • 職務・部署の変更:慣れない業務、責任範囲の拡大、スキルのミスマッチ
  • 上司・同僚との関係悪化:コミュニケーションスタイルの不一致、ハラスメントに近い言動
  • 残業・業務量の増加:慢性的な睡眠不足、プライベートな時間の消失
  • テレワーク・出社形態の変化:孤立感、評価への不安

「気持ちの問題」ではなく、脳と身体が起こす反応です

「仕事に行きたくない」という感覚が、毎朝の動悸・吐き気・腹痛・頭痛などの身体症状として現れることがあります。

これは怠けではありません。脳の自律神経系が慢性ストレスに反応し、「これ以上危険な環境に近づくな」というアラームを身体で鳴らしているのです。

内科を受診して「異常なし」と言われた方も多いかと思います。それは身体の器官に問題があるのではなく、脳が信号を出しているからです。

こんな症状は出ていませんか?

  • 精神症状:気力がわかない、気分が沈む、イライラが止まらない、涙が突然出る
  • 身体症状:朝の動悸・吐き気・腹痛、頭痛、食欲の著しい低下または過食
  • 睡眠の問題:眠れない、何度も目が覚める、朝早く目が覚めてもう眠れない
  • 認知の変化:仕事でのミスが増えた、集中できない、決断ができない

放置するとどうなる?早めに動くべき理由

適応障害の段階であれば、環境調整(休養・業務軽減)と適切なサポートで多くの方が回復できます。

しかし、「もう少し頑張れば慣れるはず」と無理を続けると、症状が固定化し、ストレス源から離れても回復しにくくなります。最終的にうつ病やパニック障害へと進行してしまうケースも珍しくありません。

早期に適切な対処をすることが、長い目で見て復職・社会復帰を早める最善の方法です。

上に挙げた症状が続いている場合は、一度心療内科・精神科への相談をおすすめします。
特に「死にたい」「消えてしまいたい」という気持ちが出ている場合は、すぐに受診してください。

受診すると何をしてもらえるの?

「心療内科に行くと、すぐ薬を出されるのでは?」「大げさだと思われないか?」という心配をされる方も多いです。
当院では、お話を聞かせていただいたうえで、次のような対応をしています。

  • 状態の整理・診断:現在の症状が何によるものかを一緒に確認します。
  • 環境調整のアドバイス:仕事の続け方・休み方についての助言を行います。
  • 診断書の発行:医師が必要と判断した場合、初診当日から発行可能です。休職を検討している方の後押しになります。
  • 薬物療法:必要に応じて、つらい症状(不眠・不安・抑うつ)を和らげる薬を処方します。
  • 書類サポート:傷病手当金の申請書類や産業医への情報提供など、事務的なサポートも行います。

「仕事に行きたくない」は、心からのSOS

「こんなことで受診してもいいのか」とためらう方もいらっしゃいます。でも、毎朝「行きたくない」と感じながら出勤し続けることは、じわじわと心と身体を削っています。

普段メンタルが強い方でも、環境が変わればストレスを受けます。それは弱さではなく、心が正直に反応しているだけです。

北浦和駅から徒歩5分の当院は、働く方のご相談をお待ちしています。
平日・土曜日ともにWEB予約を受け付けています。

「仕事に行きたくない」という気持ちが毎朝続くなら、それは心のSOS。
早めに専門医に相談することが、最も早い回復への道です。

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